小学校の図書館で司書をしています。毎週 図書の時間に読み聞かせをします。 読み聞かせで利用した図書の紹介を中心に 図書館司書の仕事や学校で起こる様々な出来事について語ります。








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プロフィール

Author:らりあん
司書になって13年。小学校勤務。現校は1年目。
いつも『子どもの目線』をモットーに
子供たちにとっての居心地の良い図書室を目指して 毎日頑張っています。

所有資格:司書 司書教諭 中学校教員免許 書道師範



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どうして図書じゃいけないのかな?
来週 自治体の教育委員会の学校訪問があります。
ある学級が 元々予定していた時間に 学校行事が入り来れないので
時間割の変更を言ってきました。

たまたま? うっかり? まったく気にせず?
担任の思惑がわからないのですが 学校訪問の日時に
図書の時間を移動されました。

私は 学校訪問のことは全く頭になく
時間が空いていたので 迷うことなく移動を了承しました。

ところが 教頭先生が その担任に
「学校訪問の時間は 教室で授業をしてください」と言われたそうで
またまた 時間変更を言ってきました。

(-_-;ウーン・・・ なんで 図書じゃいけないのでしょうか?
こんな機会でもないと 教育委員会のメンバーが
図書室を訪れることなどないのに・・・。
それを聞いて がっくりです。

私にしてみれば 現状を知らしめる絶好の機会。
図書室が手狭なこと 本棚が足りないこと
本が古いこと 机が古く ところどころ穴があいていること。
実際に見てもらわないと 早急に手立てが必要だとは 誰も気付くはずありません。
あと 私たちの頑張りも。

実際に見に来ていただかないと なにもかわらないと思うのですが。
こんな時こそ 普段の姿って大事ですよね。


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図書購入も計画的にw
前任校の3倍の児童数があると 図書の時間も3倍になり
時間の使い方というのが 当面の問題です。
まあ 大規模校も経験しているので 
深く悩んでいるとか困っているとかはないのですが
要領よくいかないと 自分の首を絞めることになると思っています。

とそこで 図書の購入を 前任校より2ヶ月も早く注文しました。
前任校のペースで計算すると 3倍の違い。
ということは それだけ早くに注文し 受け入れに取り掛からないと
夏休みの貸出には間に合わないということです。

5月の半ばに注文し 今週9割方届きました。
請求書が届き 会計処理がされないと日付がもらえないので
本が届いても 速攻で 子供達に提供できるわけではありません。

ですが 処理されるまで 手を休めていては
実際 受け入れOKになって受入はじめても 時間が足りなくなるので
日付記入以外の処理までを 早めにすませておきます。
装丁まですませておけば 処理が終わったところで 日付を入れることで
すぐさま 貸出にまわせますから。

しかし 図書の時間と平行しての受入作業は 一向にすすみません。
要領よくすすめるための工夫が必要になります。

机脇に積み上げられた 5つのダンボールを見ると ため息が出ますが
とにかくひたすら頑張るしかないと・・・w




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シナの五にんきょうだい
シナの五にんきょうだい

「シナの五にんきょうだい」 
C・H・ビショップ/作 クルト・ヴィーゼ/絵 川本三郎/訳 瑞雲舎

シナという国に 5人のよく似た兄弟がいました。
一番上の兄さんは海の水を飲み干すことができ 
2番目は鉄のように固い首を持ち
3番目はどこまでも伸ばせる長い脚を持っていた。
4番目は火の中でも平気で 5番目は長く息を止められるという
特技を持っていました。

ある日 一番上のお兄さんが 男の子と魚を採りにでかけます。
お兄さんが川の水を一気に飲み干し 干乾びた川で 男の子と魚などを見つけていました。
やがて お兄さんは 飲み干した水を加えていることに我慢できなくなり
男の子に戻ってくるように声をかけますが 一向に言うことを聞きません。
とうとう我慢できなくなった兄さんは 川に男の子を残したまま 水を吐き出してしまいます。

お兄さんは逮捕され やがて裁判が始まり 
5人の兄弟がそれぞれの特性を生かしていくのですが・・・。


この絵本も 一時 いろいろとリ沙汰されたことがあったようです。
というのも 「シナ(支那)」という言葉が 
外国人による中国べっ視の言葉であったことに依るようです。

再版されることになった折 出版社より補足がなされ
後書きに「シナ」について書かれています。
ここもぜひ 読んで欲しいと思います。



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ロバのシルベスターとまほうの小石
ロバのシルベスターとまほうの小石

「ロバのシルベスターとまほうの小石」 ウィリアム・スタイグ/作・絵 評論社

ロバのシルベスターは かわった形や色の石を集めるのが大好きでした。
ある日 シルベスターは 赤く光る小石を見つけます。
この小石をにぎって なにやら願い事をすると その通りに 願いが叶います。
シルベスターが拾ったその小石は なんと 魔法の小石だったのです。

お父さんやお母さんや友達の願いをかなえてあげようと
シルベスターは小石を持って 家路を急ぎます。
ほどなく おなかをすかせたライオンと遭遇し 危機を迎えます。
シルベスターは逃げることすらできなく 魔法の小石を使うのですが・・・。


原作者であるスタイグさんは なんとあの「シュレッグ」の原作者でもあるそうです。
私も全く知らず 調べていくうちに知りました。


さて 読み聞かせのあと 子供達に質問しました。
「みなさんが この魔法の小石を拾ったら 何を願いますか?」 と。


すると・・・
「お金が欲しいと願います」ですって。


現金なだけにげんきん?w


もう少し 心が温かくなるような答えが欲しかったなぁ・・・。



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異動者の心得
私は今回 異動は3回目でした。
3回目となると その心得も出来ていて 割り切ることができます。
しかし 初めてだと 気がつかないうちに
取ってはいけない行動を取っている自分に 気がつかないものです。


それはどのようなことかというと・・・

前任校に いくらやり残しの仕事があったとしても
いつまでも 前任校に行ってはいけないということです。
異動したら 申し訳ないけれど 残した仕事も後任に託し 
早いうちに完全に身を引くことが 後任者に対しての礼儀だと思います。

異動した者は 申し訳なさと 良かれと思う気持ちで
勝手知ったるところなので ついつい手を差し伸べたくなるものです。

しかし 自分のところに 前任者がいつまでも来るとしたら どうなんでしょう。 
遣り残した仕事があるからと いつまでも係わってくるとしたら どうでしょう。
自分が受身の立場になって 考えてみてください。

そうすることが どれだけ 今そこにいる者の仕事の妨げになるか。
なぜなら もう 新しい人間で 新年度は動き出しているのですから
どんな状況であれ 心が痛んでも 完全に退くべきです。

新しい司書と子供達の関係も 出来つつあります。
その中に 前任者がくれば 気心の知れた相手です。
目の前で 前任者に 子どもが親しくする姿を 
現任の司書は 快く思うでしょうか。

積み残した仕事があっても したい気持ちをこらえて
すべて 後任に託すのが 潔い退き方です。
バックヤードでフォローをする程度にするべきです。

後任者は 嫌でも嫌とはいえません。
前任者がそうだと言えば そう従うしかないのです。
断る勇気があるはずもありません。

ここは 前任者が気を利かせるほかないのです。

私だって 気になります。手も出したくなります。
図書室に入れば 配置が変わっていてがっかりしますし
あれこれ購入したものが 思惑と違う使い方がされていると
その光景に 辛くなったりもします。
けれど もう 私の居場所ではないので ぐっとこらえて我慢するしかないのです。
見なかったことにするしかありません。
それが 異動した者の心得だと思いますから。



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