小学校の図書館で司書をしています。毎週 図書の時間に読み聞かせをします。 読み聞かせで利用した図書の紹介を中心に 図書館司書の仕事や学校で起こる様々な出来事について語ります。








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らりあん

Author:らりあん
司書歴16年。小学校勤務。
現校は1年目。
いつも『子どもの目線』をモットーに
子供たちにとっての居心地の良い図書室を目指して 毎日頑張っています。

所有資格:司書 司書教諭 中学校教員免許



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公共図書館と学校図書館は異なるもの
先日 ある研修に参加をしました。
その中の小学校部の分科会で ある論議がなされました。
さまざまな意見が出始めたところで
おそらく 時間があれば もっと白熱したであろうと思われました。
私自身も もう少し時間が欲しかったと思ったことでした。

というのも 図書の返却に 返却箱を置いていて
子どもたちの返却はラクになったとか
返却箱に返した本を書架に戻すのは
司書と図書委員が中心となってやるが
意外と 返却箱に返ってきた本が 
そのまま借りられることが多いので
書架に戻す手間が省け そんなに大変ではないとか。

私は 返却箱に反対です。
なので学校図書館において この様子をヨシとしてはいけないと思い
すかさず 意見をしましたが
今思えば 大事なことを言い忘れ ちょっと後悔しています。

その大事なこととは
公共図書館と学校図書館の違いのことでした。

公共図書館はサービス業です。
司書の資格を持った者は 『図書館サービス論』なるものを
学んだと思います。
では 学校図書館は?
学校図書館は 図書館教育の場です。
いうなれば 学習の場で 国語教科学習の一つです。
要するに 学校図書館は『学びの場』ということです。
図書館の使い方 図書の探し方 
図書館での過ごし方といった公共マナーなどを学ぶ場です。
学校図書館での学びが 社会のルールを身に着ける
一つの場だと考えています。

となれば 図書の貸借は勉強。
つまり返却も勉強の一環であるということです。
社会生活において 『使ったものは元の場所に戻す』というのは
当然のことで 『やるのが当たり前』です。
返却サービスをすることが 子どもたちのためになることか
その答えは 一瞬で出ることだと思います。

子どもたちは 自分たちで もとあった書架に図書を戻すことで
分類や図書の場所を覚え 関連図書に目が届きます。
返却場所に図書を戻すとなれば その貴重な学びの機会を
私たち大人が奪っていることになりかねません。

子どもたち自身が 自身の手で 元の場所へ返却できるよう
その手立てをするのが 私たち学校司書の役目です。
例えば 書架にガイドを付けたり 
ラベルに半透明の色シールを貼って 返却しやすいような工夫をしたり
子どもたちの手で返却できるような道筋を準備してあげることが
学校司書の役割であり それが子どもたちためになると私は思います。

見方によっては 司書の怠慢に見えるかもしれません。
しかし 返却箱を設置したために 図書の返却に時間を取られ
子どもの読書相談などのレファレンスに向き合う時間が取れなくなるとしたら
私たちの存在自体が 無意味なものになってしまいます。

だからといって 返却にノータッチということではありません。
誰もが 自分の力だけで返却できるわけではありませんから
返却が困難な子供たちとは 一緒に返却を行います。
一緒にやると言っても 子どもが主導です。
ヒントを与えながら 最終的には自分の手で返却を完了させます。
そして 次は自分でできるように 出来たことをしっかりほめ
次回は自分でやろうと思えるよう 意欲を持たせます。
それが『図書館教育』というものではないでしょうか?

学校図書館での そういった経験が
公共図書館での利用の際に 役に立つのだと思います。

時間がないからしてあげるのではなく
経験を積むことで 与えられた時間内に 消化できるようになるのです。
経験値を上げることで 物事ができるようになるのは
図書の返却に限ってのことでなく 日常の様々な社会経験すべて
同じだと考えます。

『公共図書館はサービスですから 
元の場所への返却をお客様に求めないのは当然のこと。
学校図書館は 図書館教育のひとつですから
自分で元の場所に返却するのは当然のこと。』
この文言を言わずして 上記の反対意見を言いました。
なので 伝えたかった思いが 伝えきれなかったのではと思っているところです。


みなさんは 返却箱についてどう思われますか?


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テーマ:学校図書館 - ジャンル:学校・教育


この記事に対するコメント

>ぞうさん55さん
お疲れ様です。
子どものプライドを傷つけないことも大事なことですよね^^
私も手探りです。
なにか良いアイデアやお気づきがありましたら ぜひ お知らせください。
【2012/11/20 23:57】 URL | らりあん #-[ 編集]


低学年向け・・・って表示するより文字の大きな本などと表示するのは、とてもいいアイディアですね!ぜひとりいれたいと思います。
そのほかも参考にさせていただきながら、自分の学校にあてはめていきたいです!
すきま時間をみつけながらやっていきたいと思います♪
いつもありがとうございます!感謝です!!
【2012/11/20 17:16】 URL | ゾウさん55 #-[ 編集]

Re: タイトルなし
>ぞうさん55さん
考え方は日とそれぞれですが 私はこうしてますということで書きますね。

まずは 児童文学 いわゆる「読み物」は 日本の作家と外国の作家に分け
それぞれ 作者の五十音順で配架しています。

また 低学年向けの 比較的文字が大きく なおかつひらがなの多い本は
ピックアップし 別置書架にします。
その際 気を付けたよいと思うことは 「低学年用」と明記しないことです。
「低学年用」と区別してしまう 利用者を特定してしまう可能性があるからです。
高学年でも 学習の厳しい子がいて このコーナーの本が程よい子どももいます。
誰もが 躊躇することなく 借りることができるような コーナー名にした方がいいです。
例えば「ひらがなの多い本」とか「文字の大きい本」とか「やさしい本」とか。

それから 絵本は 子どもたちがしまいやすいように
日本と外国の作品に分け 外国の作品には ラベルの上に黄色の半透明シールを重ねています。
それぞれ 書名の五十音順にならべています。
昔話は ピックアップし 日本のもの外国のもの
それぞれに 緑と青の半透明シールを重ね わかりやすくしています。
その中で シリーズでおいておいたがよい本は ピックアップし
五十音順の後に シリーズ名や作者名の表示を差し込んでまとめています。
例えば「にじいろのさかなシリーズ」とか「ババールシリーズ」とか
「宮西達也シリーズ」とか 子どもの用途にあわせ ピックアップします。

子どもたちの使っている様子や 本のありかのお尋ねによって
単属的に見直しをしていきます。
見直しを重ねることで 程よい配置が定着していくと思いますよ。
【2012/11/16 00:55】 URL | らりあん #-[ 編集]


らりあんさん、こん**は。
そうですね、ある程度のところからスタートしてもいいかもしれませんね。目標をきめていかないと、やることがありすぎてついつい後回しにしてしまいますものね。こちらの本棚はだいたい分類ごとにまとまってはいるのですが、児童文学と絵本が、シリーズはまとまっていますが、それ以外はバラバラにはいっています。

そこで相談です。
児童文学は、日本のシリーズ外国のシリーズ、外国五十音順、日本の五十音順でいいでしょうか?または、絵本から移行する低学年の読み物もコーナーをもうけたほうがいいのでしょうか?小学校はあまりにもレベルがわかれているので、難しいなぁと思います。でも自分には低中高にはわけきれないなぁと思います。
絵本はシリーズはシリーズでおき、昔話は別置、外国と日本にわけるところからでいいと思いますか?
【2012/11/15 19:00】 URL | ゾウさん55 #-[ 編集]


>チロルさん
お疲れ様です。
中学校と小学校の対応に違いがあるのは
みなさんのコメントを読んで 仕方ないのかなと思いました。
それをふまえて やはり 
小学校では 図書館の使い方の基礎を しっかり学んでおくべき場所だと
改めて思います。
中学校でそのバランスが多少崩れても 
小学校で積み上げてきた基礎はしっかり身についているはずなので
中学生も 本来は「こうあるべき」と 頭ではわかっていると思います。
思春期という難しい時期でもありますしね。
小学校は 小学校としてやるべきことを やっていきましょう^^
【2012/11/12 07:45】 URL | らりあん #-[ 編集]

同感です
お久しぶりです。チロルです。私も返却箱は、あまり賛成出来ませんが、中学校勤務時代は、閉館時間のみ設置しておりました。中学生は延滞する生徒が多く、督促状を出してもなかなかカウンターには返しに来てくれなかったのもあり、必要でした。カウンターで返すようには記載してましたが返却箱に入れる生徒が残念ながら多かったです。今年から大規模小学校に勤務しているのですが、昨年度までは返却は図書委員と司書がしていたらしく、自分が借りた本を元あった場合に戻せない児童の多さにビックリです。私もらりあんさんの意見に賛成なので、地道に児童な返却の指導をしていきたいと思います。

【2012/11/11 20:41】 URL | チロル #MyJ0QW/M[ 編集]


>ぞうさん55さん
コメントありがとうございます。
そうですよね。まずは図書館整備がある程度進まないと
出来ない部分はありますよね。
子ども自身に戻させるからには 
戻せる環境を作ってからでないとできません。
本校は ある程度 整備ができていましたから
並行して さらに 整備を進められましたが
どこもそうとは限りませんから 目標をそこに決めて
徐々に整備を進めていき 自分で返却できるように整えていき
満を持して変更していっても良いと思います。
目標があると やる気もわきますよ^^ 頑張ってくださいね。
【2012/11/11 12:10】 URL | らりあん #-[ 編集]


こちらの小学校では、返却に持ってきたら返却手続きし、、カウンターのブックトラックにのせ、そのまま貸し出ししたり、図書委員が本棚に戻したり。休み時間が終わったあと司書が戻したり、掃除当番の子と戻したりしています。
また、返すだけで借りないで外に遊びにいく子用に、返却専用BOXをもうけています。
内心、自分で戻してほしいな~と思いつつも、本棚の表示がきちんとされてない部分も多いので、変更できていません。まずは図書室内の整備からな学校でした・・
【2012/11/10 23:18】 URL | ゾウさん55 #-[ 編集]


>ももたろうさん
ありがとうございます。
非正規雇用の多い司書です。
志を高く持ち 多くの情報を発信し
目に見える活動していかなければ
見方によっては 軽く見られがちです。
図書室に人がいなければ 私たちがいなければ
子どもたちの利用はないと言っても過言ではありません。
だからこそ 私たちは一生懸命で
一生懸命になるからこそ ムキになることも なりすぎることもあるのですw
それもいいことだと私は思いますよ。
いろいろと考えることはいっぱいありますが
「こどもたちのために」という想いは みな同じだと思います。
同じ志を持つ同志 これからもよろしくお願いしますね。
【2012/11/10 14:49】 URL | らりあん #-[ 編集]


またまた、お邪魔します。

いろいろ詳しくありがとうございました。
同業者であっても、なかなかすべてを
公開し合えていないところもあったりするのも
わかるところがあります。
それぞれのやり方でいいところもあるけど、
こういうところの考えのすり合わせはした方がいいんじゃない?と
思うことも多いです。

仕事のため、とういか、子どもたちのためだからと思って、
ムキになっていつも熱くなる私なので、
気をつけないと相手の仕事ぶりを責めてしまうようなことになりかねない
ところもあります。
気をつけようと思います。

いつも記事を読ませていただいて、
らりあんさんの芯のある考え方や多分司書としての姿勢に
私は元気をもらっています。
【2012/11/10 09:55】 URL | ももたろう #bhhZubZs[ 編集]


>ももたろうさん
ありがとうございます。
中学校の経験がないもので 実態がよくわかりません。
実際 尋ねてみても 遠慮してなのか
曖昧な返答しかもらえず 実情がまったく見えていません。
ももたろうさんのコメントを拝見し なるほどそうなのかぁと思った次第です。

私も 書き忘れていましたが
この論議は 小学校を会場にした分科会で行われ
参加者は 小学校の図書館担当 司書教諭 司書でした。
中学校司書がいれば ももたろうさんのような考えや
意見があったのかもしれません。

小学校でも中学校でも 子どもたちの実態に即した方法を用いるのがよいと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。
【2012/11/08 23:18】 URL | らりあん #-[ 編集]


もう一度、お邪魔します。
私自身、小学校できちんと指導することで次につなげると信じてお仕事していました。
そして、ただいま、自分が7割くらいは育てた子どもたちが通っている中学校に勤務になり、本当にショックでした。
私は、小学校で配架の規則をちゃんと知らせ、自分で借りて自分で返却させることの必要性を感じ、小学校では返却ボックス、返却ブックトラックを廃止し、また、返却がきちんとできないのはこちらの指導が悪いところがあると思ってきました。
そして、改善を繰り返す中で、小学校ではほぼ百パーセント自分たちで元に戻せると確信をもって中学に異動になりました。
でも、子どもたちは、中学生という生身の難しい時期に入っている子どもたちです。正等なことはいたいほどわかっていても、それを指摘されると異常なほどの拒否。私は小学生時代を知っている分かなり優遇された立場ではありますが、それでも、中学生ならではの難しい面を感じることが多いです。
もちろん、全員ではありませんが、やはり、図書館からはある程度の衝突を避け、図書館のイメージを良く、利用を続けてほしい気持ちが強く生まれています。
また、休み時間も極端に短く感じるほど図書館は遠い現状です。
ということで、私は、本の定位置への返却自体、司書の仕事と思うようになりました。返しに来るだけでOK!でもって、返却が遅れたときに、余計に返却をしぶる傾向。私と顔を合わせにくくなる子もいるようです。
ということで、結局返却ボックスで返してもどう返してもこちらはあの子が返したなとわかるのですが、無人の返却ボックスがその子の気持ちを軽くするようなのです。
ということで、返却ボックスの意味もあるのでは・・・と思い、動いているところです。
また、なにか、思うことがあったら教えてください。
【2012/11/08 20:37】 URL | ももたろう #-[ 編集]


>ももたろうさん
貴重なご意見ありがとうございます。

中学校の図書室のお話が 耳に入るたびに いつも
申し訳なさを感じてしまいます。
小学校での学びが 中学校につながるはずなのですが。

図書室のマナーやルールを守ることは 
小学校で学んでいるはずなのですが 
詰めが甘かったのでしょうね。
責任の一端は 小学校にあります。
心が痛いです。

小学校で 訓練ができていれば
返却はそれほど間違うことではないので
明らかに訓練不足なのでしょうね。
小学校司書として お詫びいたします。

中学校でも きちんと元の場所にしまえる経験をもっと積ませ
返却箱は必要ないという姿に 持っていきたいものです。
今後 更なる努力をします。させます。
情報ありがとうございました。
【2012/11/07 00:05】 URL | らりあん #-[ 編集]


私も、ほぼ同じ意見です。というか
小学校勤務のときには、同じ気持ちでお仕事していたのを思い出し、自分が考え抜いた結論とまったく同じだと嬉しくなるほどでした。
しかし、
中学校に勤務するようになり、
返却箱、返却口を多く設置する様になりました。
ですから、半々同意見というところです。

中学生にも小学生と同じように返却を導くことは本当にむずかしいのです。私の力不足かもしれませんが。
中学生は図書館にきた段階でよし!です。
来て返却してくれるなんて。それだけでブラボー!!
返却がこんなに遅れている現状、
図書館に全く来ない子もいる状況をかね合わせて、
うちは、今の段階で、職員室前返却ボックス、
図書室返却専門窓口、
そして、今、ちょうど自転車置き場に、木製鍵つきの返却ボックスをつくったところです。
とりあえず、返す場所を多く作ることで返却のハードルを低くしたいと思う今日この頃です。
また、ご意見を教えてください。
【2012/11/06 20:55】 URL | ももたろう #-[ 編集]


>Yu&Shuのかぁさん

そうですね。あまりにも変な場所に返すというのは
何が原因なのか 子どもたちがスムーズに返せない原因が
必ずどこかにあるはずなので 原因を見つけ 
利用しやすいように改善してみるのも 
一つの方法だったかもしれませんね。

かなりごちゃごちゃ感はありますが
書架にできるだけ多くのガイドをつけたことによって
間違った場所に図書を返却している様子は
滅多に見なくなりました。

本校は私が赴任するまで 本年の3月まで 
返却箱に返却する図書室でしたから
やり方を変えた当初は 間違いも多かったのですよ。
子どもたちは 適応能力がすぐれていますから
すぐに慣れて 順応していきます。
なので 道筋だけ しっかり作ってあげれば
時機に できるようになりますよ。

そういう経験を積むことが 勉強なんですよね。
【2012/11/06 00:32】 URL | らりあん #-[ 編集]

反対
 私も全員が、返却箱に返却という制度には反対です。
★借りたものをちゃんと返す。
★借りたものを期限内に返す。
★他人とのやり取りの仕方を学ぶ
★自分で目的の本を見つける。
これらのことを学習してほしいと思っています。
 
 とか言いながら、司書不在時間に利用のクラスが、あまりにも変な場所に返すということが多くて。
 苦肉の策で、どうしてもわからない時だけ、という限定の返却箱を置いたこともあります。
【2012/11/05 20:51】 URL | Yu&Shuのかぁ #D7awbCwA[ 編集]


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