小学校の図書館で司書をしています。毎週 図書の時間に読み聞かせをします。 読み聞かせで利用した図書の紹介を中心に 図書館司書の仕事や学校で起こる様々な出来事について語ります。








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プロフィール

らりあん

Author:らりあん
司書歴16年。小学校勤務。
現校は1年目。
いつも『子どもの目線』をモットーに
子供たちにとっての居心地の良い図書室を目指して 毎日頑張っています。

所有資格:司書 司書教諭 中学校教員免許



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ジェイクと海のなかまたち
先日の研修で 葉祥明さんの作品に 改めて感銘を受け
次々に絵本を購入しました。
先日ご紹介した「ある夏の日」は
この世を生きる人間に対しての
とても大切なメッセージのような気がして
どうしても手元において置きたくなり購入しました。

何度読んでも心に深く刺さります。
何かを感じずには居られません。
このメッセージはずっとずっと伝えていかなければならないと
思いを深くしました。

あと2冊購入したのですが 
今日は「ジェイクと海のなかまたち」をご紹介します。

ジェイクと海のなかまたち


葉祥明 文・絵 自由国民社

この本は 先だっての研修での朗読劇でご紹介した
「森が海をつくる」

森が海をつくる


そして

「空気はだれのもの?」

空気はだれのもの?


との三部作になっています。
すべて環境問題をクローズアップしたもので
3冊のお話それぞれのテーマで 
私たち人間が守っていかなければならないものを
メッセージにして発しています。

私の購入した「ジェイクと海のなかまたち」は
汚れた海をきれいな海に戻すために
私たち人間がどのようにすればよいのかを訴えかける
メッセージとなっています。

この3部作はすべて朗読劇にぴったりです。
ジェイクは 子どもにやらせたいですね。
純真無垢な子どもたちだからこそ
素直にジェイクになりきって
聞き手に問いかけることができるのではないでしょうか?

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テーマ:読み聞かせ・ブックトーク - ジャンル:学校・教育


蔵書数 町内司書部会報告・・その3
わが町の図書館の蔵書数は 近隣の公共図書館に比べると
格段に劣ります。少ないです。
本棚の隙間から向こうの様子が伺えるくらいに。
開館して2年。やがて3年目を迎えようとしています。

図書館は建てても 図書購入までは予算が回らず
すべてを寄贈に頼ると打ち出した自治体がどこかにありました。
どこも予算という点で苦戦しているようですね。

しかし隣町は違いました。
開館当初数年は 年間3千万程度の図書購入予算がついていたそうで
とても充実した蔵書数と貸出冊数を誇っていて
他市町に住む住民の利用がとても多く
また他市町の学校の先生も 貸し出し冊数制限がないことを良いことに
調べ学習で必要な図書貸出を利用されていました。
(昨年度 市町村合併があったため 
今年度からは貸出冊数制限が厳しくなっています)

ある程度の蔵書数がないと 図書館としての機能も満たさないし
相互貸借や学校貸出など難しいと思います。
図書館が言われるように まずは蔵書の充実を
早急に図って欲しいです。

オンライン化も大事だけど 蔵書が少なければ
活用できず 無意味ですから。

明日は 私が購入した葉祥明の絵本を紹介します。


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重み 町内司書部会報告・・その2
結局のところ 私たち学校司書の声は
町の教育委員会どころか町幹部にも届きません。
税金の行方として 教育には重きを置いてはおらず
企業の誘致などのための道路整備などに置かれているように思います。

そのため 周囲の市町村に教育事業は遅れを取っています。
オンライン化は今や当たり前。
予算がないというのか言い訳でしかありません。
予算は捻出するもの。
何が大事かと考えれば予算の獲得はできるのではないのでしょうか。
誰が子どもの教育にかけるお金を削減しろと言うのでしょう。
結局 弱者である子どもたちが 権力にねじ伏せられているのです。
子どもたちの代弁者でなければならない大人たちの汚い権力で。

オンライン化にすれば 大きなメリットがあり
ひいては 予算の有効利用まで図れるのに。

総合学習においては 各学校にテーマをおき
その分野に力をいれて本を収集すれば 
相互貸借で利用することも可能になってくるわけです。
そのためには 総合学習の時期を話し合いによって
ずらす必要はでてくるでしょうけど。
この方法が適切でなくとも 町の図書館との連携ができれば
図書館で収集に力を入れて欲しい本を依頼し それを相互貸借で利用する事だって可能です。
オンライン化することで 可能性は無限に広がると思うんですけどね。

続きはまた明日。

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とっても原始的です (町内司書部会報告・・その1)
町の図書館部会の会合がありました。
まず最初に 町図書館から館長さんが来られ
平成13年度に施行された
子どもの読書活動の推進に関する法律」に伴い
町の「子ども読書活動推進基本計画」を策定するため
私たち司書の力を貸して欲しいと その内容など説明をされました。

でも わが町はまだ 
小中学校の図書館がオンライン化されていないので
町図書館との連携も取れていません。
無論 相互貸借もできていません。
出来ていないというよりも 館内蔵書数の少なさを理由に
団体貸出を拒否られています。

昨年 町と図書館と小中学校司書が集まった会議上で
私がオンライン化と相互貸借についてお願いしたら
「蔵書数も少ないし 予算的にオンラインかも難しい」
と軽くあしらわれました。
ところが今日の話では 策定するためにオンライン化も必要であれば
町に訴えていかなければならないといわれました。

結局のところ必要性うんぬんということより
国の施策にのっかるためでしかない・・そう感じました。
毎年1校ずつオンライン化していくという考えも・・・と言われました。
1校ずつなんて・・最後の学校の遡及が終わった頃には
最初に入力した学校のデータの見直しが
必要になってくるかもしれないし
システムのバージョンアップの可能性があるかもしれません。
なんてアバウトな回答でしょう。。

施策作成に協力してメリットがあるのかしら?
と常に疑問でいっぱいです。
施策のために子どもたちが利用させられ
環境の方は少しも変わらないのではないかと思えてしまいます。

貸出は 今時珍しいブラウン式でやっています。
要するに手書きです。
カードに名前や日付を書いての貸出です。

続きは明日。

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ちいちゃんのかげおくり
もうすぐ8月です。
本校は毎年8月6日が『平和登校日』となっています。
今年はPTAの人権委員さんが 
「朗読劇」をすることになったと昨日聞きました。

こんなことってあるんですねぇ・・・

朗読劇をするのに 戦争や平和にまつわる良い題材はないかと 
尋ねられました。
昨日紹介した「あの夏の日」はお奨めなのですが
私も日記に書いたように策略があるので譲ることはできません。

これ以外で探すことになりましたが
朗読劇をやるには あまり日が無いことが気になりました。
時間がないのであれば みんなが知っている絵本がいいと思い

「ウミガメと少年」 野坂昭如 作

うみがめ


「ちいちゃんのかげおくり」 あまんきみこ作

ちいちゃん


「ひとつの花」 今西祐行作

ひとつの花


を選びました。
教科書に出てくる本がとっつきやすいと思い
「ちいちゃんのかげおくり」をお奨めしました。
「一つの花」も載ってますけどね。

誰もが知っているお話のほうが 
わかりやすく伝わりやすく・・
多少ヘマをしても大丈夫だと思ったからです。

とお奨めはしたんですが
何を題材にしたのかは まだ 聞いてません(笑)


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あの夏の日
昨日の「朗読劇」に触発されて
題材を見つけに図書館に行ってきました。
朗読劇に使う絵は やはり興味を引くものでなくてはならないと
いろんな絵本を見て回りました。
昨日の研修を真似するわけではないのですが
「葉祥明」の描く絵は 以前から大ファンで
家に飾る絵を購入するほど好きなのです。
もちろん 1点モノの絵は買えませんが・・(苦笑)

幸い こちらにも葉祥明美術館があるので
時折足を運びます。
ジェイクが登場する作品どれもステキです。

葉祥明の描く絵本は ただの絵本ではなく
1冊1冊に身近なテーマを持った作品が多いです。

今回私が着目した本は これです。

あの夏の日


葉 祥明 文・絵 自由国民社

このお話は 1945年8月9日原爆が落とされた
長崎での出来事が描かれています。

来年の図書委員会に この本で朗読劇をさせたいと思いました。
効果音は みんなで音を創り上げて 
その場で出せないものかと考えています。

もしくは ムービーメーカーで作るか・・・
来年度のことなので ゆっくりと 考えていこうと思います。

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朗読劇は素晴らしい
日付が変わりました。
昨日は教科等研でした。
図書館部会では 読み聞かせの実践と方法などについての講義と
実技として「デコパネ」つくりがありました。

読み聞かせの講師は 知り合いの先生でしたのでびっくり。
お知り合いということで 少しお話もでき ラッキーでした。
今日はこの講師の先生が中心となってつくるお話の会による
実践発表がありました。

まずは 朗読劇「森が海をつくる」

森が海をつくる


葉祥明/絵・文  自由国民社
この本は 環境をテーマに書かれています。
自然環境の破壊 私たちに出来ること 森に木を増やし
命の源自然を取り戻そうと呼びかける本です。

読み聞かせの会では「環境・平和・人権」を大きな柱として
活動されているそうで とてもよい朗読劇を見させていただきました。

本は映像としてプロジェクタで映し出し
お話にあわせ 効果音も作成されていました。
映像と音楽にあわせセリフを入れていく・・
効果音は難しいとしても しっかりしたテーマのものを選べば
子どもたちでも十分発表できそうだと感じました。
さっそく図書委員会に働きかけて やってみたいなと思いました。

次に見せていただいたのが ブラックシアター。
ブラックシアターで使う不織布は 白色をのせる時に
一度黄色を塗り 上から再度白色をつけると
布の青さが映し出されず 彩色したものの色が生きてくるそうです。

ブラックシアターで見せていただいたのが「四季の歌」。
曲とともにパネルの絵が生きてきます。
本来なら ブラックシアターセット4台を駆使し されるそうですが
今回は手狭な会場のため2台でされました。
ブラックシアターの灯りの下で 
蛍光塗料の色が映え とてもきれいです。

午後からは 高校司書による「デコパネル」の実技でした。
「デコパネ」を使って図書室を飾ろうということで
パネルつくりの実践をしました。
そこでとても役に立ったのは「デコカッター」。
こんなものがあるとは知りませんでした。
ですが 不器用な私は あろうがなかろうがなど関係なく・・
下手っぴなので うまく使えませんでした。

高校司書の仰ってた言葉に
昨日のケンパさんのカキコがかぶります。
「高校生がお話好きになった。図書室に来る子どもが増えた。」そうです。
とても誇らしいことですね。


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ねずみくんのチョッキ
今日のお奨め本は・・

ねずみくんのチョッキ


「ねずみくんのチョッキ」

なかえ よしを 作 上野 紀子 絵 ポプラ社

ねずみくんのお母さんが編んでくれたチョッキを
いろんな動物が着たがります。
ねずみくんより図体の大きな動物が次々に身に着けていきます。
すると そのチョッキはだんたん伸びてしまいます。。

子どもたちは「ねずみくん」が大好きです。
上級生の子どもたち低学年に読み聞かせをするときに
このシリーズが必ず入っています。

文面はとてもシンプルですが 
少ない文字数でも奥ゆかしさがあります。
ほのぼの笑える・・そんなお話です。
なにより

小学生は本が好き
小学生は本が大好き…貸し出し過去最高 04年度


文部科学省の調べで 
全国の図書館での児童1人当たりの年間貸出冊数は
04年度に18.7冊。
調査を始めた1974年度の約6倍 86年度の約2倍で
過去最高だったそうです。

この増加には「朝の読書」いわゆる「朝読」の普及が
関係していると思われます。
読む本が手元になければ 朝読はできません。
必然的に借りらなければならなくなりますね(笑)

記事にもありますが
数字だけで読書量が増えたと判断するのは難しいです。
たとえ読書量が増えていなくとも
「本を読むこと」の意識付けができてきたと思っても良いと思います。

記事には書かれていませんが
私は司書配置による影響も大きいと思いますよ。
そう思いませんか?


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ワックスかけ
夏休みの入り 図書室も閑散としています。
来週は2つの出張が入っているので
今日はあれもこれもどれも済ませておきたいと
構えていたのですが・・・
大事なことを忘れていました。
なにかと言うと・・・ 図書室の床のワックスかけ。

うちの学校は長期休暇中に 
各学級の担当がワックスかけをするのです。
私が子どもの頃は 終業式に子どもたちがかけていたものですけどね。

このワックスかけも 夏場は乾きも早いし
思うほど大変ではないのですが
冬場のワックスかけはできればしたくないです。
換気のためにあけた窓から冷たい風は入ってくるし
手はかじかむし・・・

今日は 雨は降っていましたが暑くも無く寒くも無く
窓を開けられないので クーラーを回しながら塗布しました。
クーラーがついていても 汗びっしょり。
教室の2倍はある図書室のワックスかけは とても大変ですが
今日は算数専科の先生が手伝ってくれたので
わずか15分程度終えることができました。

テーマ:学校図書館 - ジャンル:学校・教育


1学期終了・・積み残した課題
終業式でした。
やっと1学期が終わったという感じです。
いろんな課題を積み残したままですが
私は担任ではないので 大きな声をあげることはできません。

午後は職員会議。
1学期の反省を出し合います。

子供たちのこと 自分自身のこと
学級の様子 掃除の様子 登下校の様子
部活の様子 委員会の様子 登校班の様子などなど。
担任の見解はもちろんのこと
担任外の見解も ある意味見方が違って
気がつかなかった部分や 見えなかった部分を
知ることにもなります。

また いろんな先生が いろんな場面で
子供たちを見守っているということは
担任の先生にとってもありがたいことです。
(担任外の私がいうのもヘンですけどねw)

反省を聞いていると 一番耳につくのが
「時数確保が大変」だということ。

週休二日制になり それだけで時数確保が大変なところに
出来ない子への学習の保障も必要だし
行事も数多くあり また 単学級の定めか
研究授業も全学級当たります。
大規模校に比べると やはり かなり忙しいと思います。

来年は 学力充実・人権教育研究授業・学校訪問が
フルバッティングします。
今年の様子で忙しいというのならば
来年度は 地獄の毎日になるのは必至です。

だからこそ 今年のうちに出来ることは準備しておこうと
声が上がっているのに 今が忙しいというのなら
準備も難しいでしょうね。

話が脱線しましたが
子供たちの様子を語り合うのはとても大事なことです。
今の様子を知っていれば その子どもと向き合う機会があると
そのことを念頭に置いて 話をすることができます。

誰のどの切り込み方が その子にグッと入っていくのかわかりません。
だからこそ 常日頃からの 共通理解と情報交換が必至なのです。

ですが 先生方の中には 子どもに何かがあると
自分の至らなさが表立つからなのか
自分の指導力の弱さを指摘されるようでプライドが傷つくのか
「隠す」人が多いです。

大人の不義理な都合のために
子どものSOSを見失ってしまうことにもなりかねません。
教職員みんなで子どもを育てていくという気持ちがあれば
担任も少しは気がラクになるのではないでしょうか。



テーマ:小学校 - ジャンル:学校・教育


お気に入りの本をみつけよう
タイトルは 図書委員会が立てた月目標です。
なかなか良い目標だと思いませんか?
子供たちが考えた文句です。
この夏休み 子供たちが
それぞれのお気に入りの本を見つけられると良いなと思います。

図書館教育を考えるたびに
いつも考えるのが「小学校の図書館で教えられることはなにか」
ということ。

教科もそうですが 図書館教育も同じように
小・中連携が大事だと思います。
一貫性を持った読書指導ができれば・・・。

図書館教育というととてもお堅いイメージが伴ってきますが
けっしてそうではなく
図書館での最低限のマナーだったり 
十進分類法についてだったり・・。

小学校でがんじがらめの図書館教育をやっても
頭に入るわけがありません。
遊び心を入れつつ 子供の興味を引き出しつつ
マナーについても考えつつ・・。

中学校での図書館教育を念頭に置きながら
小学校から中学校に繋げていけるように
いろんなことを子供たちに伝授したいと思っています。

本をたくさん読むことはもちろん
偏った読書にならないよう ラベルの色や数字に興味関心を持ち
十進分類法で動ける子供たちになれるよう
私自身も 自己研鑽しながら 
本を探す子供たちに声かけをやっていきたいと思います。

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県小中学校司書部会総会・研修会
毎年7月に行われる 県の司書部会総会。
今年は8月に開催されることになった。
というのも 加盟学校数170校余りのうち
3分の1を占める自治体の司書の参加を促すためです。

この自治体の司書の雇用条件は 
学期ごとに雇用される臨時職員。
出張など旅費が伴う公務は 基本的に参加できません。
また 県司書部会への加入も 公費ではなく自費・・自腹なのです。
なので 学校数は130校はゆうに超える自治体にもかかわらず
加盟学校数は半数以下にとどまっています。

彼らは県の司書部会の総会などに参加するには
仕事を休む必要があります。
もちろん「欠勤」扱いです。

ですので これまで 
7月の平日にある総会に参加するこの自治体の司書は
ほとんどいませんでした。

全加盟校の3分の1を占めるこの自治体からの要望で
今回初の試みとして 8月の初旬に開かれることになりました。
8月だと任用期間を満了しているので 参加しやすいとの事。

さて困ったのは 他の自治体の司書。
8月に雇用が一旦切れる司書は多いのですから・・

出張として予算化されていたにもかかわらず
任期が一旦切れる8月に開催されるのでは
参加しても旅費がつかないということになります。
仕方ないので 校長に直談判し 町部会の会長から話をしてもらい
「代日取得」を許可してもらいました。

他の自治体はどうしているのかわかりませんが
片方がよければ 片方が良くないし・・悪循環です。

それもこれも 司書が確立されていないことに原因があります。
小中学校も「指導助手」や「TT」には力を入れるのに
どうして司書の配置には力を注がないのか・・・
賃金の格差もすごいのです。
教鞭を取らないTTが 司書の2.5倍の時給も貰うのですよ。
これを納得できますか? 受け入れられますか?

司書の配置が先決ですが 
私たち司書の雇用条件・体系に 
もう少してこ入れして欲しいと切に願います。

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ともだちや
今日のお奨めはこの本です。

ともだちや


内田 麟太郎 作 降矢 なな 絵 偕成社

ある日キツネは「ともだちや」を始めることを思いつきます。
1回100円で友達になってあげるのです。
「え~ ともだちやです。ともだちはいりませんか?
さびしいひとはいませんか?
ともだち いちじかん ひゃくえん。
ともだち にじかん にひゃくえん。」

まず最初に くまから一緒にイチゴを食べて欲しいと頼まれますが
キツネはイチゴが好きではありません。
好きではないイチゴをたくさん食べて200円貰いますが
おなかを壊してしまいました。

次はオオカミ。
オオカミとトランプをして 約束のお代を貰おうとしますが
怖い顔をしたオオカミから
「おまえは、ともだちから かねを とるのか。
それが ほんとうの ともだちか。」といわれます。


このキツネは 友達がいなくて寂しかったのですね。

でも・・友達はお金では買えません。

それが言いたかったんですよね。

このお話は友達について考える時の教材に使えます。
シリーズ全部で7巻あります。


続きはぜひ読んでみてください。

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いつでも会える
今日は この本を紹介します。

いつでも会える


菊田まりこ 作 学研

犬の名前は「シロ」。
ある日突然シロの飼い主の「みきちゃん」を亡くします。
(みきちゃんが 病気で亡くなったのか事故で亡くなったのかは
記されていませんが・・)

大好きだったミキちゃん。
毎日悲しくて悲しくて仕方がありません。
ミキちゃんとの想い出を思い出しながら
この悲しみから一生懸命に立ち上がろうとするシロに心が打たれます。

人を亡くした悲しみは 一生消えることはありません。
でも 残された者は生きていかねばならないのです。

シンプルなお話ですが とても奥が深いです。
小学校、中学校などでの読み聞かせにも使えると思います。

ぜひ読んでみてください。

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こんとあき
今日は「こんとあき」をご紹介。

こんとあき


林 明子 作・絵 福音館書店

ある日 きつねのぬいぐるみ「こん」の腕がほころんだので
修理をしてもらうために おばあちゃんのところまで
電車で旅をします。

不安なあき、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と勇気づけるこん。
旅の途中 この二人に次々とハプニングが起こります。

2人は無事におばあちゃんのところにたどり着けるのでしょうか。
そして こんはちゃんと修理してもらえるのでしょうか。

あとは読んでのお楽しみ♪

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こんなのどう?
夏休みまであとわずか。
子供たちの様子を見ていると 
学期末テストにヒィ~ヒィ~言っています。
この暑さの中でのテストは 
普段出来る問題も出来なくても仕方ない気がします。

話は脱線してしまいましたが
夏休み中はネタも切れるので
今日から夏休みが終わるまで 毎日を目標にお奨め本を紹介します。

本日はコレ。

ブンダバー



「ブンダバー」既10巻
くぼしま りお 著 佐竹 美保 画 ポプラ社
5年生向きと帯には描いてありますが
3,4年生くらいから読める本です。

「古道具屋のおしじさんがひろった洋服ダンスから
黒ねこが飛び出してきて 
人間の言葉で「ブンダバー」と名乗りました。」

ここからお話が始まります。

1巻では 古ダンスの中に閉じ込められたり
2巻以降では 親友モモちゃんとのお話だったり
とても面白いお話です。

この本は最初 誰も手に取ろうとしなかったんですよ。
猫の可愛さが足りないのかな・・と思ったり・・・

ぜひ読んで見てください。

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夏休み特別貸し出しはできるのか?!
本日の返却状況。
今日2つの学級の全員返却が終わりました。
残るはあと3学級。

全員返却がすんだ学級から・・というルールがあるにもかかわらず
全員返却がすんでいないのに
貸出日を確保しようとする担任。
それはないっしょ。
ルールは守ろ~よ~。大人なんだから。

我がクラスに配慮を・・とは誰もが思うこと。
私も「いじわる」でやってるわけではないのです。
図書室の本にしても なんにしても
「借りたものは きちんと返す」習慣は
日々の訓練がなければ見につきません。

もちろん「しつけ」は家庭の問題です。
ですが「社会性」を身につけてやれるのは
学校しかないんです。

一つルールを破ることが許されれば
ルールという山を一気に崩すことなんて
とても簡単なことなのです。

最終返却期限を過ぎてもまだ返していない人が
各学級に1~3人くらいいます。
明日返しに来なければ アウトです。

今日はここまで。

明日は この夏お勧めの本を紹介したいと思います。




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夏休みの特別貸出にあたって
今日を含めあと5日で いよいよ夏休みです。
夏休み中の図書室の開館はしないので
夏休み前に 大量の貸出をします。
普段は全学年1回に2冊まで借りられるのですが
夏休みの特別貸出は 1年生2冊 2~3年生3冊 
4~6年生4冊まで借りることができます。

ルールとしては 1学期に貸し出した本の返却が
学級全部終わったところから優先的に貸出ができること。

これがなかなか徹底しないですね。
最後まで返さない子供がいれば 学級全体の責任となることを
もっと自覚して欲しいです。

今年の一番手は 1年生。
あとの学級はまだ 学級ごと2~3名ずつの返却がすんでいません。

夏休みの貸出については 明日また書込みますね。

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エアコンなしじゃ過ごせない
今の勤務先の図書室には エアコンが2台あります。
郡部の学校や新設された学校には たいてい設置されていますが
都市部の小・中学校では設置されていないところのほうが多いです。
私が以前勤めていた小学校もエアコンはありませんでした。

校長室・職員室・保健室にあるのは当たり前。
図書室にあるところは PTAからの寄贈設置のところばかりでした。
ところが 私の職場を含め郡部の学校だと
学校数も少ないためか それとも財政に余裕があるのか 
当たり前のように設置されています。

前任校ではエアコンがないので 暑さ対策に苦労しました。
服装は常にTシャツに膝丈ジーンズ。
パソコンが5台もあったので 暑さがさらに増します。

室温も35度近くになると 頭はぼーっとしてくるし
呼吸は乱れるし まさにサウナ状態でした。
今 思えば あの暑さの中エアコンなしで
よく頑張ったなぁ・・と思います。
エアコンのある生活に慣れるともうエアコンのない生活はできません。

子供たちにも「借りたら涼しい場所で読みなさい」と
不本意ながらも 室温40度近い図書室から追い出してました(笑)

今の学校では 授業で図書室が使われないと
一人エアコンの中で涼しく過ごしているのが申し訳ないくらいです。

たかがエアコン。されどエアコン。
読書環境を考えたら 絶対に必要な備品だと思います。

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頭の体操
新規に購入した図書を受け入れています。
今回購入した図書のうち1冊を紹介します。

子供たちは ゲームが大好きです。
ゲームの延長で ●●サプリとか 脳ゲームとか聞くと
興味をそそられるようです。

表現力アップゲーム


「頭スッキリ!毎朝5分の脳元気ゲーム〈2〉表現力アップゲーム」
田島 信元・新田 新一郎 監修・著  学習研究社

この「表現力アップゲーム」のほかに
「思考力アップゲーム」「集中力アップゲーム」
「創造力アップゲーム」「コミュニケーション力アップゲーム」があります。

今回は最初に書いた「集中力アップゲーム」を紹介します。
某サイトに
『「短時間で」「楽しみながら」「集団で」遊ぶことで、
前頭葉が刺激され、
集中力が高まる』という発達心理学の理論に基づき、
毎日たった5分間行うだけで、
表現力や発想力、記憶力が伸びるパズルやゲームを紹介します。』

と描かれています。


「集中力アップゲーム」は
「あいうえお俳句 五・七・五
俳句で文豪 五・七・五
しりとり俳句 五・七・五
脱習慣!指でカウントゲーム
動作違えて 右手左手別々ゲーム
いっしょはだめ!右手左手別々ゲーム
うまく書けるかな?利き手はお休みゲーム
人間オーケストラ 野菜ケチャ
アドリブの天才 手拍子リズム
「もしもし」「ころころ」歌ゲーム〔ほか〕

が あります。

集中力アップゲームの中に
「いっしょはだめ!右手左手別々ゲーム」というのがあります。
「右手はテーブルや机をトントンと叩き
左手はテーブルを優しく撫でる。」
1,2,1,2の掛け声とともに
同時に手を動かします。

しかし・・実際は なかなかうまくかみ合わないのです。
このゲームは夏休みの貸出のオリエンテーションで
子供たちにやらせてみようと思います。

とても単純なゲームですが しっかり脳が鍛えられますよ。

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ともだちになるために
ともだちになるために


ピンときた人はいらっしゃいますか?
ピンと来なかった人は このサイトを開くとわかるかもしれません。


とてもステキな歌詞です。
この曲は手話ソングとしても知られています。

ともだちになるために


「歌でおぼえる手話ソングブック―ともだちになるために」
新沢 としひこ 松田 泉 中野 佐世子 著  鈴木出版
こちらが絵本になります。



手話でうたう子どもの好きな歌ベストアルバム―ピアノ伴奏譜・手話イラスト付き (楽譜)


「手話でうたう子どもの好きな歌ベストアルバム―ピアノ伴奏譜・手話イラスト付き (楽譜) 」 
音楽教材研究会
こちらがCDです。


とても簡単な歌に簡単な手話。
誰もが口ずさめ 誰もが手話で歌えます。
この曲を歌ったり聞いたりしていると心が温かくなります。
まだご存知でない方はぜひ本もCDも見てみてください。

テーマ:学校図書館 - ジャンル:学校・教育


お褒めのコトバをいっぱい貰いましたv(*'-^*)bぶいっ♪
図書委員会の発表後 すぐに出張に出かけた私は
誰の感想もほとんど聞けないままでした。

昼休み 6年の担任からメールが届き

教室でしっかり褒めました

と書いてありました。

何よりも嬉しいコトバです。
子供たちの頑張りを認め 褒め称えてくれた担任に感謝感謝です。
さぞ誇らしげな顔をしていたんだろうな・・と
その様子が頭に浮かび メールを読んで思わず
にやけてしまいました。

今日は 授業参観日のため出勤でした。
学校へ着くなり 校長、教頭をはじめ
たくさんの先生から お褒めのコトバをたくさんいただきました。
パネルシアターを見た子供たちからもです。

ぜひぜひ みんなの

「おもしろかった!」「上手だった!」

という感激のコトバを 図書委員に届けたいと思いました。


物事を作り上げることは 簡単ではありません。
今年の図書委員は「パネルシアターがしたいんだ」と言って
なった子供たちでしたから することは早々に決まりましたが
私の描いた下絵に色を入れる段階で もうすでに
根を上げた子が何人かいました。

ブツブツ言いながらも 一生懸命彩色していく姿に
後ろから煽りつつも 大きなアドバイス以外は
静かに見守っていました。
まだ先が何も見えない段階で 
何度「やりたくない」と言ったことか・・・

でも それでも 彼らは彩色に取り組みました。
私の苦言もなんのその。ぴしゃり作り上げることができました。

彩色が終わり いよいよ絵の動きとセリフの練習となりましたが
これが意外と難しい。
それでも 一歩一歩少しずつ確実にマスターしていきました。

その結果が

「大成功」「大反響」

に繋がったのです。

「努力が認められる」ことは
大人でも子供でも とても嬉しいことです。

これから先 何か苦しいことがあった時
歯を食いしばって頑張ったことのひとつに
この発表があったことを思い出し
「努力と根性」で乗り越えていって欲しいと願うばかりです。

子供たちも 私自身も
ステキな経験ができてよかったと思います。

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☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!大成功♪
今月の児童集会は図書委員会の発表でした。
パネルシアターをすることを決め
2ヶ月前から練習を積み 今週は毎日朝練をしました。
ここ2日は自主練もやりました。
今朝は 子供たちだけで 朝練をやっていました。

この2ヶ月 不織布に書いた絵に色付けをし
セリフを覚え 人物を動かす練習をしてきました。
思うように声が出なかったり 感情がこもらなかったり
自分の役にのめりこめず うまく表現できなかったり・・

それでも くじけず めげず それぞれに頑張りました。

そして 発表の時が来ました。
彼らの集大成のお披露目です。もう何も言うことはありません。

自分の力を信じ 互いの呼吸を合わせ

「成功」という目標に向かって 全力を尽くす



私からの最後のアドバイスは
「全員がやってよかったと思えるように全力を尽くそう」 でした。


マイクを使うか使わないかは 子供たちの判断に任せました。
そして「使わない」ことに決めたのです。
決めたからには 全員 後ろに届くような大きな声を出す必要があります。


彼らは 暗記したセリフを 誰一人 
一言一句間違うことなく言えました。
練習では 必ず誰かがひっかかっていたのに。
本当に完璧でした。
これが 見事全力を尽くした ということでしょう。
彼らは

究極の達成感

を感じ 最高の笑顔で 発表を終えることが出来ました。

子供たちの表情は達成感に満ち溢れ とてもステキでしたよ。

パネルシアターを見ていた子供たちは
誰一人として退屈することなく静かに楽しんでいました。
とても画期的なことです。

発表を見届けてすぐに 出張でしたので
子供たちを十分に褒めることができませんでした。

しっかり褒めてあげなきゃ。
この発表はきっと 彼らの心にずっと残るんじゃないのかな?

天晴!


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分類法って面白いよ その2
小学校で「日本十進分類法」を教える時は


0 総記
1 哲学
2 歴史
3 社会科学
4 自然科学
5 技術・工学・工業
6 産業
7 芸術
8 言語
9 文学


では とても理解できません。
ですから 小学校では 一般的に


0 全般・図書館について
1 考え方・生き方・心の本
2 歴史・地理
3 社会
4 理科・算数
5 工業・技術
6 産業
7 芸術・美術
8 ことば
9 読み物



と 分類します。
時に 絵本は単独で「E」と表記することもあります。
私的にも「E」の表記はわかりやすくて賛成なのですが
図書館の歴史がそう簡単には変えられなくて
前任者やそのまた前任者が ずっと「9」で取っていたものを
「E」に変えるんだったら 職員作業などで
全職員に手伝ってもらわないと
1人での台帳・ラベル・記述の書き換えは大変です。

この件は またおいおい・・ということで
本題に戻します。

請求番号を決めるのに 私たちが子供の頃 
判断するのに手立てを見出せなかったけれど
今は奥付に それもご丁寧に 
書名目録と同じカード型で記載されていることが多いです。
記載される項目は 分類番号のほか
書名・著者名・発行年・大きさ・ページ数が記載されています。

それをそのまま写している図書館もありますが
私はすべてを鵜呑みにせず 参考程度にしか活用していません。
なぜなら 分類法に従順にするよりも
学校の実態によって 分類の仕方を変えてよいと思っています。

分類を決めるには 本をしっかり読み 
内容を理解した上で 決めることができれば良いのですが 
まとまった時間が取れなくて なかなか読む時間が取れません。
なので 斜め読みだったり 
前書き・あとがきしか読めなかったり・・・

あとは 長年の・・・
いやいや・・・ もとい
判断力を信じて分類をします。

分類するにあたって
シリーズモノの表記は サブタイトルで判断し
すべてに同じ番号をふります。
配架するときに 全部同じ書棚に入れ込んだが
利用しやすいという考えからです。

今夜はこのへんで。

明日は 支部の1日研修会で出張です。
支部長報告のほか グループ学習や実習などもあります。

この出張報告も必ずしますね^^

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分類法って面白いよ その1
昨日触れました「日本十進分類法」についてお話をします。
日本十進分類法の定義についてはこちらをご覧下さい。
NDCとは「日本十進分類法」の英語表記である
「Nippon Decimal Classification」の頭文字をとっています。

第1次区分を「類(ルイ)」
第2次区分を「綱(コウ)」
第3次区分を「目(モク)」と呼びますが
小学校では 第1次区分の「類」だけで十分です。
ですが 私は 子供たちが 中学校・高校と進学していく過程で
知っているととても役に立つので 
背ラベルには 第3次区分まで表記し
書棚は 最初の一桁(類)だけで分け配架しています。

小学生には第3次区分まで 理解はできなくても 
小学校から慣れ親しんでおくと 
公共図書館でも中学に行っても高校に行っても戸惑いなく
図書室を利用できるのではないかと思います。

実際に自分で探す時も 類だけ知っていれば
探している本のありかに ある程度目星をつけられますしね。
http://www.asahi-net.or.jp/~AX2S-KMTN/ref/ndc/ndc.html
「2次区分表」に「綱」を表す項目があり どれかクリックすると
「3次区分表」の「目」を表す項目が見えてきます。

ちなみに 大学の研究所司書をしているときは3次区分にとどまらず
「.」以下3桁くらいまで表記していました。

加えて専門書も多く 一番辛かったのは
ドイツ語の本の番号を取る事でした。
図書館に 独英辞典はあったので 
ドイツ語から英語へ変換し 英語を日本語に訳して
請求番号を取りました。
辛かったけど 調べ甲斐がありましたよ。

続きは また明日。

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レファレンス・・・総合学習でのかかわり
レファレンスについて語りだすとあれもこれも話したくなってしまい 
とても長くなってしまいそうなので 数回にわけてお話したいと思います。

まず「レファレンスサービス」とは

図書館などで利用者の問い合わせに応じ 図書の照会や検索をする業務

のことを指します。

なんだか難しい表現ですが 簡単にいうと
「読書相談」と思っていただければよいと思います。
レファレンス業務の内容については 
小学校・中学校・高校・大学・公共・企業図書館では
欲する本や目的が様々なため
それぞれに多少の違いがあります。
当たり前のことですけどね。

私は 大学の研究室図書館と小学校しか経験がありませんので
中学・高校などのレファレンス業務については
おおよそのことはわかっていても 
詳細となるとよくわかりません。
ですが・・
「○○について調べる」という点は 
どの図書館でも共通することだと思います。


子供たちから

「○○の本はどこにあるの?」

「○○について調べたいのですがどの本で調べたらいいですか?」

という質問をよく受けます。
子供たちは自分が調べることがタイトルになっていないと
すぐに「本がない」と表現します。
そのたびに 今の子供たちに「想像力と創造力」が育っていないと感じます。

「物事をイメージする この言葉から連想される言葉を考える
その結果 何が見えてくるか どんなことが浮かんでくるか」


これが 物事を調べるときの重要なポイントになってきます。
この力がついていれば 面白いように どんどん
調べ学習を進めることができます。

たとえば 調べたい事柄が「一揆」だとします。
「一揆」と言っても たくさんの一揆があります。
「加賀の一向一揆」「渋染一揆」とか・・

調べることのテーマが「加賀の一向一揆」だとすると
子供たちは その言葉がタイトルになっている本を探し
(滅多に探すタイトルが本のタイトルになっていることはないですが)
見つからないと レファレンスにやってきます。

いつものことですが
「自分の調べたいことがタイトルになっていることは 
ほとんどないよ~。
○○ちゃんが大人になってから 
×××という本を書いてくれると助かるなぁ・・」
などと 少しばかり意地悪をいいます(笑)

さて ここからが本題です。

「百科事典では調べた? 
百科事典は知りたいと思うことがたいてい載っているから
一番にみたほうがいいよ」
「え~ 百科事典は面倒。」「調べ方がわからないよ」
「○○という言葉で調べたけど載ってなかったよ」
という言葉が 30人中27人くらい返ってきます。

百科事典で調べることは 調べ学習の基本中の基本ですが
子供たちは 百科事典のぶ厚さと 
事典をひくという行為に かなり抵抗があります。
また 事典の引き方も知らなかったりもします。
それはたぶん 常日頃「わからないことは調べる」よりも
「人に聞く」ことが簡単で その簡単さに慣れてしまい 
自分の労力を使うことを面倒だと思っているからです。

小学校の3年生で 国語辞典の使い方を習います。
このときから「わからないことは辞書を引く」習慣を
ぜひ身につけてほしいし
読書をするときも 物事を調べるときも 常に辞書を机の脇におき 
わからないことがあったらすぐに調べられる状況を作って 
辞書に慣れ親しんでほしいです。
辞書は 物事を調べる以外に 読んでも面白いものですよ。

小学校の先生には 子供たちに「辞書を引く」ことを 
習慣づけていただけると 子供たちの調べ学習の取り組みに
必ず変化が現れます。
すぐには結果はでないかもしれませんが
勉強と同じで 毎日の積み重ねで 変わっていくと思います。

「物事を調べる」ことに興味が出てくると 
想像力と創造力が豊かになり
自然と「調べたい」という気持ちが育ってきます。

そこからは訓練です。
子供たちには 調べる事柄から いろんな事をイメージをさせます。
 
「加賀の一向一揆かぁ・・ 加賀って何県のこと?」
「あ・・石川県」
「そうだよね・・
ってことは 石川県の本にも載っているかもしれないよねぇ。
それじゃ 次は 一向一揆ってなに?」
「農民の暴動かな」

など キーとなる言葉から いくつかの言葉をイメージさせ
キーワードとなる言葉を書き出させます。

「じゃまず 百科事典で調べようか。加賀の一向一揆で引いてみて。」
「引いてたら載ってたよ。でも ここに書いてある△△ってなに?」
「じゃあ 次は △△の意味を調べてみようか。
△△を百科事典でひいてみて」
「△△は◎◎のことだったんだね。加賀は石川県だったよね」
「石川県のことを調べると何かわかるかもしれないよね?」
「そうだね。石川県のことは地理のところにあるから 2番だね」

ここからは私のこだわりです。
本の場所を教えるときは 日本十進分類法を使って 子供たちに本のありかを教えます。

「2番って何?」などの質問が出たら しめしめです(笑)

「2番には歴史や地理の本が置いてあるよ」
「へ~。じゃ 歴史や地理を調べるときは2番を見ればいいんだね」
「そういうことよ」
「他の番号はなに?ラベルの色も違うよ~」

4年生で「十進分類法」をさわり程度は学習するのですが
ほんとに「さわり」程度なので 
興味関心を大いに引き出すところまではいきません。
ですが 十進分類法を知っていると 本探しがとても上手になるし
小学生から鍛えていると 中学高校大学と進学していく過程で
物事を調べるにはどの本を見て調べればいいのかという「手立て」を自分で模索できるのです。
大型書店でも 本を見つけるときに 分類法はとても役に立つんですよ。

なので 私は こだわりを持って 請求番号で本のありかを教えます。
「編み物の本はどこ?」「7番にあるよ」
「方言について調べたいんだけど・・」「ことばの本は8番にあるよ」
こんな感じです。

子供たちは「7番ってどこ?」「8番は?」と一瞬と惑いますが 
子供たちの柔軟性のある良い頭はすぐに吸収するので
だんだんとそのやりとりに慣れ 自然と動けるようになってきます。
小学校でう~んと鍛え 調べ学習の手立てを知り得
中学校に進んでほしいと願っています。

この先 絶対役に立つんです。必ずね。


余談ですが こんなサイトがあります。
私は利用したことないのですが・・

レファレンスクラブ

司書ならずとも誰もが参考にできる 利用価値の高いサイトですね。
日外アソシエーツが運営しているサイトです。
私も今後 機会があれば 利用してみたいと思います。

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けんかのきもち
先日 子供の「実態」に応じての読み聞かせの話をしましたが
この本は お友達同士の喧嘩が絶えない学級に読んだ本です。

けんかのきもち

けんかのきもち


柴田 愛子 作 伊藤 秀男 絵   ポプラ社


「けんかは 素手でやる。

けんかは 1対1でやる。

けんかは 

どちらかがやめたくなったら やめる。」


決して「けんか」を推奨してるわけではないのですが
痛い思いをして 辛い思いをして 涙して 
でも お互いに気持ちをぶつけあうことで お互いの思いを理解し
最後には仲直りをします。

「ごめんな!」

二人はますます仲良しになります。

「けんか」を通して学ぶことはいっぱいあるのです。
時には「けんか」も必要なのです。
悔し涙もとても大切なことです。
言いたいことを言い合うことも大切です。
「けんか」の後も ただ謝れば良いわけではありません。
自分の非を認め謝ることも大事なのです。
お互いの気持ちを分かり合うための「けんか」なんだから 
けんかの後は すっきりした気持ちになり
さらに仲良くなれるのでしょうね。

なんでしょうね。。「けんか」の後 友達に先に謝られることの気恥ずかしさ。
自分が先に謝っておけば良かったと悔しくなったり・・・

「喧嘩両成敗」ですもの。
「どちらか一方が悪い」ということは決してないのですから。

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代休設定の法則
これから書くこと・・・ 
学校関係者にとっては全く気にはならないことです。

決まりや規則に従順に・・というのは誰もがわかっています。
でも もう少し臨機応変に「便宜上」というのを
認めてくれても良いのでは・・と思ったりもします。
その一つが 休日設定なのです。

学校で日曜にある行事といえば
運動会(体育祭)が一般的ですね。
運動会は たいてい日曜日にありますよね?
日曜に運動会があるとすれば 代休は翌日の月曜ですね。
これは当たり前すぎて 気にならないことでしょう。

ですが たとえば 土曜に
授業参観や運動会や文化祭が行事として組み込まれたとします。
そうなると 土曜は本来休みなので
その日に登校させるには 代わりとなる休みが必要となります。

さて・・この代休が問題です。
土曜登校の場合 前の週に代休を設定しなければなりません。
そうなると 子供たちに都合の良い日に 
休暇を入れてあげたいと思うのが大人の考えです。

今週の土曜日の代休は 
今週の月~金曜のうちに取らなければなりません。

なんか ヤヤコシイけど・・・
つまりは 代休取得日は
学校の実態に合わせて
休日設定をしてもいいのではないのでしょうか。

土曜登校でも 日曜登校と同じ扱いで
日曜の次の月曜を代休にしてもいいんじゃないかと・・
前の週に代休設定されても ピンとこないし
代休って感じではないですしね。

代休の定義は「前があっての代休」だと思いませんか?

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教室はまちがうところだ
今日は 1冊 本の紹介をします。
この本は理由あって購入したものです。

教室はまちがうところだ


蒔田晋治 作 長谷川 知子 絵 こどもの未来社

「教室はまちがうところだ 
みんなどしどし手をあげて まちがった意見を言おうじゃないか 
まちがった答えを言おうじゃないか-。
まちがうことなんか、こわくない! そんな教室を作ろうやあ。」

そんなお話です。

ある学年のある学級のこどもたちは
休み時間のおしゃべりは得意だし
授業中のグループ内でのお話は得意。
でも 答えたり質問したり発言したりの段階になると
全く手が挙がらなくなります。

何が怖いのか? 間違うことなのか?
間違った時の自分をシュミレーションすると怖いのか?

この本は そんな学級にいる子供たちのために購入した絵本。
絵本が似合わない学年だけど 内容がとても彼らにマッチします。

ただ 彼らの学年は 普段図書の時間がないので
読み聞かせをする機会がなかなかありません。
学期初めのオリエンテーションの時は時間がもらえるので
その時にこの本を読み聞かせしようと思っています。

こうやって 学級の「今」の状況にあわせた選書や
読み聞かせを常に心がけています。
喧嘩の絶えない学級には
「けんか」にまつわる話や「友達」にまつわる話を
理科の授業で「虫」について学んでいたら
「昆虫」が出てくる話を読みます。

また なかなか落ち着かない子供がいて
読み聞かせが成立しない場合は 
落ち着かない子供の好きな本を
あらかじめ本人から聞き出しておき
読み聞かせすることを伝えておきます。
すると その子は 読み聞かせが楽しみでしょうがないわけです。
加えて「この本を読み聞かせするけど 
図書の時間までみんなに内緒だよ」と 
二人だけの約束にしておくと
その子供は「内緒」に反応して楽しみが倍増します。
来るべくして来た図書の時間は その落ち着かなかった子供が 
自分の選んだ本が読んでもらえるとあって
一番前に陣取り 終始ニコニコ顔で 静かに聞く事ができました。

このように工夫次第で 興味の無かった子供たちの
興味関心を引き出し 楽しい本の世界に誘い込むのも
司書としての任務だと思っています。

そのためには 職員会議や校内研究会など参加して
子供たちの様子を知っておかなくてはなりません。
また休み時間を図書室で過ごす子供たちの様子も
気にしておく必要があります。

子供たちが 私の目線に気づいた時
「図書室はこわいところだ」と思わないといいけど(笑)

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